DXをビジネスで活用し、非対面型のビジネスモデルへの転換を推進します VR動画制作・ECサイト制作のお問い合わせはこちら

【3分で分かる】話題のVR/AR/XRとは?

※2020年5月26日編集

[toc]

ウィズコロナに向けVR/AR/XRなどといった新しい産業が進化しています。

人と人とが密にならないような社会を形成していくためには、非常に親和性が高い技術です。興味深い分野ですので詳しく基本的なことを解説したいと思います。

現実世界ではどのくらいVR・AR・XRが浸透しているのでしょうか?

市場動向

矢野経済研究所は2020年1月6日、XR(VR/AR/MR)および360°動画市場調査結果と将来展望を発表しました。XRとはVR(仮想現実)AR(拡張現実)MR(360°全方向を見渡せる動画)の関連サービスの略称です。市場の展望として注目すべきは5年後の市場規模です。2019年が3,951億円と試算されていますが、2025年にはその約3倍の11,952億円の予想がされております。

VR/AR/MRとは何か/今後の改善点を解説

1.VRとは

VRとは・・・バーチャル・リアリティvirtual reality)とは、現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。略語としてVRとも。日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」とされる(#「仮想現実」という訳語について)。古くは小説や絵画、演劇やテレビなども、程度の差こそあれVRとしての機能を有しているhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3

要約:【PSVR】といったヘッドセットに映し出された映像が現実世界で起きているような感覚を味わうことができる体験。
VRのメリット:通常のコンシューマゲームであればディスプレイモニターに映し出された映像でゲームをするのだが、VRはヘッドセットで映像が映し出されるため、見渡す限りバーチャル空間を楽しむことができる。
VRの改善すべき余地進化段階である。バーチャル空間の解像度が悪く、ポリゴン状に見えてしまったり、ヘッドセットのが重くて長時間の仕様が難しいなど改善すべき点が沢山ある。

2.ARとは

ARとは・・・拡張現実(かくちょうげんじつ、Augmented Reality、オーグメンテッド・リアリティ、AR)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。英語の Augmented Reality の日本語訳であるため、その発音に基づいた日本語表記「オーグメンテッド・リアリティ」や省略形のARも用いられる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E7%8F%BE%E5%AE%9F

要約【ポケモンGO】を思い浮かべるとイメージしやすい。現実世界にデジタル要素を加えて、現実世界に仮想空間を拡張させるような技術。
現状のARの利点:現実世界にモンスターがあたかも存在しているかのように映し出す事ができる。拡張空間を利用したアプリは人気を得ており有名なのは【ポケモンGO】【ドラゴンクエストウォーク】。ゲームキャラクターとの親和性が高く、ヒットするアプリは世界中で遊ばれている。
ARの改善すべき余地主だった利用法がゲームに限定されていること。ただ、今後は「広告」の分野に進出していくことが考えられている。ある特定の場所をスマホでかざしたら、広告が映し出されたりする未来がくると予想されている。

3.MRとは

360 panorama of a furniture showroom interior showcasing different living room and dining furnishings for sale on a reflective textured white floor

・MRとは・・・複合現実(ふくごうげんじつ、Mixed RealityMR)とは、現実空間と仮想空間を混合し、現実のモノと仮想的なモノがリアルタイムで影響しあう新たな空間を構築する技術全般を指す。ミクスト・リアリティ[注 1]複合現実感とも。

現実空間を主軸に仮想環境が点在する拡張現実 (AR、オーグメンテッド・リアリティ) と、現実空間を仮想環境が上書きする拡張仮想 (AV、オーグメンテッド・バーチャル) を包含する概念である。

空間整合性時間的整合性、光学的整合性など実空間と合致させる要素によって、その性質が評価される。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%90%88%E7%8F%BE%E5%AE%9F

要約:現実世界の情報を、カメラなどを通して仮想空間に反映させることができることが特徴です。仮想に現実の情報を一緒に混在できるため、同じ空間にいる複数の人間が、同時に同じ体験をすることができます。
現状のMRの利点「仮想の世界と現実の世界を密接に融合させる」もの。ARは現実世界の上に仮想世界の情報を表示させて現実を拡張するよう。しかし、MRでは現実の世界と仮想の世界を合わせる。現実世界の中に3D情報を浮かび上がらせたり、VRのような仮想現実の中から現実世界をのぞいたり、様々な融合の方法が考えられる。
MRの改善すべき余地未だ確立されているビジネスは少ない。今後は「仮想現実」と「拡張現実」の技術発展により、よりヴァーチャルとリアルの境界線が無くなる。その無くなる境界線をいかに今ある既存のビジネスと融合させていくかが今後の課題。

2025年までに考えられるXRと事業とのコラボ

市場予測ではコロナの脅威はありませんでした。

コロナによって社会情勢が変革を迫られる中、XRの市場規模は予測されているそれより遥かに拡大されるのではないかと考えられております。今までの人が密になってしまうような状況を作っている産業を例にとっていみると「ライブ」「カラオケ」「フィットネスジム」「病院」「学校」「航空」…..様々な産業が人が密集してしまう可能性を秘めています。そのすべてを制限することは難しいと考えられていますが、どれだけ感染症に対策を講じれるかが今後の産業の発展のキーポイントになってくると考えられます。

なぜなら、【人と人とが密にならない】事業展開を推し進めることを国が推奨しているからです。XR産業はその事業展開に非常に相性が良い新しい技術です。

まとめ

2016年 PSVRが発売されて、【VR元年】などと呼ばれておりましたが、そこから新たに生活に溶け込んでいるという印象は少ないです。

ただ、VRと並列で語られることが多い【AR】を活用したゲームアプリの成長が2016年と比べて著しいのではないでしょうか。その中で、特筆すべきは【ポケモンGO】です。世界中で認知されているポケモンが現実世界に飛び出してきたかのような技術を使い、ダウンロード数はなんと1億4000万ダウンロード!総売上高は4兆円を超えるメガヒットアプリしました。

現状、このようにVR・ARともにゲームの世界では技術発展に伴い、身近な存在だという認識は強くなっております。しかし、それ以外の分野での応用はまだまだ日常生活に浸透しているとは言えないのではないでしょうか。

今後は「XR事業」×「既存のビジネス」の融合が新たな産業を創っていくと考えます。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次