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【アフターコロナ】VR事業の掛け算に大注目!!今後注目される6つの業界

※2020年5月30日編集

アフターコロナにより、人と人とが密接にならないような事業転換が求められています。

その中で、VR/AR/XRの技術を応用した事業の掛け算が注目されています。

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既存のビジネスを今後どのように社会の変革に合わせていくのでしょうか。

「〇〇ビジネス」×「VR/AR/MR」を考えます。

「不動産」×「MR」

不動産とMR事業は既に展開が注目されている分野です。

Young woman wearing virtual reality glasses or goggles, couple using head-mounted display for real estate tours, excited by participation effect, virtually discover new flat, buy and sell homes in VR

部屋の内見(実際に訪れてお部屋を見ること)を360°動画で確認することは非常に相性が良いです。店舗の内装などをわざわざその場所まで行って、確認しなくてもヴァーチャルの中である程度の内見ができるからです。特に、飲食店などの店舗選びなどは選択肢が沢山あります。ある程度の店舗物件を絞る段階で何件も内見に行ったらキリがないですよね。ある程度絞る段階で【360°動画での内見】をすることをおすすめします。店内の雰囲気を静止画で確認するよりも圧倒的に身近な空間として感じられることと思います。

ただ、絞った後の段階はリアルで確認するほうが良いと思います。内見自体はスムーズにできるかもしれませんが、リアル店舗には【音】【匂い】【さわり心地】などと行った視覚以外の要素も重要になってきます。

「フィットネス」×「VR」

フィットネス業界とVR事業での親和性も非常に高いです。

こちらも以前から注目されていた組み合わせですが、、コロナで実店舗店舗でのフィットネスのリスクもあり、自宅でフィットネスをしたいという需要が高まりを見せています。

実店舗にいけなければ自分でカリキュラムを決めてやればいいじゃん!!と思われるかもしませんが、そのような強い意志を持ってフィットネスに取り組める人は限られています。

どうして、ジムを利用してフィットネスをしているかの理由を考えてみましょう

  • 知人・友人が集まっている。
  • 管理してくれるトレーナーがいる。
  • 好きなレッスンがある

といったことがあげられます。特に筋肉の増強を目指すのでなく、日々の運動不足解消を目的としている方にとっては【フィットネスに取り組むコミュニティ】に所属していることが理由になってきます。

1人だけではできない。楽しみながら取り組みたい。誰かに指導してもらいたい。といった条件をカバーできる要素を「フィットネス」×「VR」に組み込んであります。

現在、「フィットネス」×「VR事業」のサービスを一部ご紹介

1.ペロトン

はコロナで世界中で外出ができなくなっていた三月、四月で会員数をおよそ40万人増加したそうです。そして、現在は70万人を突破し、ユーザー100万人も目の前まで来ています。

以前、ペロトンについてブログで紹介させていただきました。

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2.イカロス

VR空間で空を飛びながら、宙に浮かぶ輪っかを潜り抜けていくゲームを楽しみます。左右前後、体のバランスをとって、飛ぶ方向をコントロールすることで全身の筋肉が鍛えられる画期的な仕組みです。大都市圏の一部ですがリアルで「イカロス」体験できる場所もあります。

↓↓↓↓(画像からリンク先に飛べます)

「飲食」×「VR」

巷で話題の「オンライン飲み会」の進化バージョンと考えていただければイメージしやすいかと思います。

アフターコロナで新たな発見というか産業として「オンライン飲み会」評判良いみたいですね。自分の好きなペースで飲める知らない人と気兼ねなくコミュニケーションを取れる。お金がかからない。といったメリットがあります。

個人的に特筆すべきメリットは「移動がない」ことです。

お酒を飲んだら、車に乗れないというのは本当に不便。都市部に住んでいる方だとすぐに電車に乗ってかえるなんてことが可能ですけど、私みたいな小都市に住んでるとバリバリの車社会です。まず車をどこに止めて、帰りは代行サービスを頼んだり、誰かに送っていただいたりと、その行程を考えるだけで「辞めよ!」っとなってしまうわけです。

そういう意味でも「オンライン飲み会」がもっと発展して、よりリアルに感じられるようなサービスが充実してきたら素晴らしいですね。

主なビデオチャットのメリット・デメリットまとめ

LINE
メリット ・日本人の90%以上が使っているメガアプリ。オンライン飲み会をする為に新たにアプリをインストールする必要がほとんどない。
・やり方が簡単
デメリット ・画面表示は16人まで。それ以上はアイコンになる
・音質が悪い
Zoom
メリット ・招待が簡単
・音質がいい
・ヴァーチャル背景で楽しめる
デメリット ・セキュリティーが不安視されている
・無料アカウントは40分の制限がある
Skype
メリット ・音質がいい
・時間無制限
デメリット ・遅延する
・アカウントが必要

現状はまだ、コロナの状況であり、ソーシャルディスタンスを保たないといけないから
といった従来の飲み会のデメリットを理由に注目されているだけだと感じています。

新たなデバイスが開発され、「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」をもっとリアルに感じられるようなサービスが普及したらリアル飲み会が古い!っと言われるような時代が本当にくるかもしれませんね。

「テーマパーク」×「VR」

テーマパークとの親和性も非常に高いと考えています。

未だ主なテーマパークは休園中となっています。
※2020/5/26/現在

今回のコロナでテーマパークの脆弱な部分が顕になったのではないでしょうか。

人が密集してしまうのが「テーマパーク」の日常で、むしろその密集した雰囲気がお祭りみたいに非日常を演出する。

そして、より興奮度を高めていたのでしょう。

今後は、リアルでのテーマパークの運営が難しいと考えています。

ソーシャルディスタンスが求められる状況では、以前のように人があふれかえるようなサービスの提供が困難になり、入場する人数制限をかけなければならないでしょう。

ディズニーランドは既に再開した場合の入場制限を3倍にすると言われております。

つまり、運営が従来の通り利益を確保するために

人数制限をかけることで売上が減る(1/3)→単価を上げる(3倍)

としなければなりません。さらに、昔の入場料から考えてもコロナ前でさえ高騰していたイメージがあります。

具体的に「ディズニーランド」の入場料の推移を調べてみました。なんと!!開園当初よりも2倍の大人1人8,000円の値段がついております。私みたいな一般人には既に手が出せない領域まで来ています。さ・ら・に通常の三倍の入場制限をかけると方針がでておりますので大人1人27,000円となっても不思議ではないのです。(流石にここまでの高騰はしないと願いますが)

非日常を体験することに価値がある!

上記で示させていただいたとおり、リアルのテーマパークの入場料金はどんどんと高騰していくと考えられます。

だからこそVRの技術を応用してそこに存在するかのような体験がヴァーチャル上で出来る!っといった発展が求められてくるのではないでしょうか?

ヴァーチャルを体験したけどそれでも物足りない!入場料は高いけど行ってみたいと需要が増えるかもしれません。

もっと本格的に味わいたい人は「リアルなテーマパークに行く」

VRで満足な人は「バーチャルテーマパーク」といった棲み分けができると考えます。

参考に、360°動画のアトラクション編をまとめてありますので是非御覧ください。

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これからは自宅や特定の場所で有名なアトラクションをより感覚的に体験できる技術ができてくるのは間違いでしょう。

「販売」×「AR」

拡張現実は「広告」と非常に相性が良いとされています。

今後新しい通信システムの「5G」の普及により、ほぼすべての人がスマホで体験型の広告に接する未来がすぐそこまで来ています。

なぜ販売促進にARなのか?

結論:バズりやすいから

ひと目見ただけで・少し体感しただけで凄さがわかります。

凄いと思ったら人に伝えたくなりますよね?

この技術凄い!!このアプリ面白い!!となれば企業の思惑通りです。SNSで興味を持ってくれた人がクチコミでどんどん商品を広めてくれる。今は、商品自体の魅力よりも、驚き+感動などのワクワクする感情が販売促進のために必要な時代です。

技術として応用されているものがyoutubeにアップされているので凄さを体感してみましょう。

1. TISSOT

スイスの時計メーカーによる販売促進のためのARの活用PVです。

なんとこれ約10年前の動画なんですよ。新しい未来を提案したのにも関わらず、未だにビジネスの世界で実用されている事案は少ないです。時代先を行き過ぎたとも考えられていますが、今後はこのようなARの活用方法がもっと利用されてくると考えられています。

2. Nike fit

ARの活用で足のサイズが測れる「Nike fit」です。

昨年、Nikeはデータサイエンス、機械学習、を組み合わせたスキャン技術で、足のデータを採寸するAR機能を搭載したアプリをリリースしました。

Nike Fit Scan native 1600

ネットで靴の購入をためらう原因って「実サイズと違っていたらどうしよう」という感情なのではないでしょうか?この技術を使えば、心配ご無用!AR技術を使えば実店舗で靴のサイズを測らずとも自分に一番フィットするサイズの靴が購入できる。そんなARを「販売」に活かした素晴らしいアプリですね。

3. Shopify AR

『Shopify ARで臨場感あふれるショッピング体験を実現』

とインパクトのあるキャッチコピーで大注目の企業です。

動画では自転車を撮影したものが拡張空間に出現させられています。

静止画でみただけではなかなか購入まで行かないものってありますよね

それの課題を解決してくれるのがこのShopify ARなのかなとワクワクさせてくれる新技術ですよね。

「教育」×「VR」

最後に教育分野です。

テレワークが大企業を中心に取り入れられている中、非対面での学校教育に関して日本は他国と比べて凄く遅れていることが明るみになりました。

Male hand drawing shape of a man walking up the wooden steps in a conceptual image of personal vision, education and development. Over yellow background.

VRと教育においても親和性が凄く高いと考えられています。

今後は密集した教育ではなく、自宅で能動的に学習する環境を整えることが大事だと思います。

その点ではVRは非常に有効です。

VRを教育で活用する主なメリットと具体的事例でご紹介します。

VRを教育分野に活用することのメリットは主に3つあります。

  1. 密集しなくても良い(自宅で可能)『ウィズコロナ』の時代で必要なメリットだと思います。VRでの教育が充実すればクラス単位で密集して勉強を行う必要はもはやありません。ネットの中では必要な情報はどこにでもあるし、質の高い教育は動画で受け取る事が可能です。
  2. 高い再現性主に医療現場の教育に役立つ技術です。
    実在する生物をもとに実験していましたが、VR上で映像テクノロジーを利用し、本当に実験しているようにすることも可能になります。
  3. ゲーム感覚での学習意欲の維持ゲーム感覚でのVRを活用した教育をすることも効果があります。子どもはじっと机の前でノートと向き合うことは苦手ですが、ゲームは大好きです。教育もゲームのように思考を転換させることができれば意欲的に取り組むことができるでしょう。

教育×VRの具体例

1. Smart Tutor スマチュー AI x VR英会話

AI人物とロールプレイを行い、 英語でのビジネスコミュニケーション力を高めるVRアプリケーション。あなたのコミュニケーション力をAIが定量的に分析し、 リアルタイムにフィードバックします。

↓↓↓

「スマチューは、AI人物との会話型トレーニングを通して、英語でのビジネスコミュニケーション力を高めるVRソフトウェア。」と紹介されています。

つまり、VRに登場してくるAIを投影した人物とマンツーマンで英語学習が出来るというこです。この英語学習が訴求するポイントは

膨大なアウトプット練習で、目標達成

AI人物との緊張感あるロールプレイを行い

「発音強化」

「10か国アクセント対応」

「リスニング&要約」

「自由発話」

講師に余計な気遣いをする必要なく、自分のペースで没入して練習できるため、アウトプット量が確保でき、スピーキング力の向上も早くて効率的

AIの客観的な評価で改善点が明確

AIが自分に合ったカリキュラムを作成し、学習効果や弱点をリアルタイムで数値化

言語力 ▶︎ 発音、流暢さ、速さ

表現力 ▶︎ アイコンタクト、口調、要約

勉強方法と改善点が一目瞭然で効率よく成長を図れる

さらに、ベテランコーチがサポートしてくれるので安心

https://www.plusone.space/

と紹介されています。
2. Labster(ラブスター)

3Dアニメーションを利用したバーチャルラボシミュレーション
Labster(ラブスター)は、STEM分野における実験や最新装置の操作を仮想体験しながら、理論学習や確認テストにより効果的に知識の定着を実現します。ゲーム感覚でシミュレーションを行うことで、学生のモチベーションアップに貢献。既に海外の多くの教育機関で導入されており、学習成果が実証されています。Labsterで “一歩進んだ教育” を目指しませんか?

https://www.assistmicro.co.jp/products-category/labster/

ラブスターのわかりやすい解説動画です。

創設者のインタビュー動画です。

学校教育では理科の実験。大学での環境実験や科学実験さらには、企業のサービスの商品化実験など多岐にわたる利用法が考えられます。

VRを利用することで実験室の場所・機械の制約も無くなり、分子レベルで現象を観察できたりと現実世界では不可能な体験までできます。

そして、より直感的に理解を深めることに繋がります。

ラブスターは北米での実証可能が示されており、今後は世界規模の普及を目指しいます。

未来の実験は器具や場所がなくても抵抗コストで検証可能になりそうです。

まとめ

上記で記載したとおり、XRを活用することにより、多くの効果を得ることができます。

ある一定の分野にとどまらず、視覚的に体験として取り入れられるため、直感的に記憶しやすいです。

また、VRを使用することによる『ゲーム感覚』での学習や体験は刺激的で、感情を動かすことができる技術だと考えます。

今後はヘッドセットなどのデバイスが進化していきます。

VRをビジネス化する障壁であるコスト面・技術面をクリアしていけば一層実社会への浸透は加速していくことが考えられます。

そうなれば今までに考えつかなかった産業との掛け算で、『アフターコロナ社会』で新しい生活様式が始まることでしょう。

 

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